今タイトル書きながら昔よりキレてないかも?と思いながらも書きますね笑
前にも書いたかもしれないのですが、夫は怒りの沸点が低めです。普段通らない狭めの道路に路駐車いるとキレる、交差点で曲がりたいのになかなか譲ってもらえないとキレる。
こう書くと運転中キレてますね。イライラしたからといって煽るとかはしないですが、車内で怒ってるんです。
狭い道路に関してはその通りに住んでるわけではないし、それ以外に広い道あるのにあえてそこ通ってキレているんです。もちろん路駐が良くないのが事実ですが何もそこまで怒らなくても言うくらい怒ります。「怒りで我を忘れているわ!」と有名なあのセリフ思い出すくらい笑
なんでこんなに短気なの?と思っていましたが、今となってはADHDの衝動性の部分なのかなと思っています。
この衝動性とは別で夫がキレやすいということがありましてそれは「困ったとき」なんです。
正確に言えば、困っているのに困っていることをうまく表現できず「怒り」という形で表出しているといったほうが正しいかもしれません。「困っているんだけど」とか「どうしよう」と言ってくれれば良いんですが、うまく伝えられないようで不安感が強まると怒り出すんです。
夫が発達障害かなと気づく前とか子供が療育に通う前で情報を知らなかったときは、ここでキレる意味がわからない状態だったんです。それで喧嘩に繋がることもしばしば・・・
それで思い出したのがこれ。
そう氷山モデルです。お子さんが療育に通っている方は聞いたことあるかもしれないですね。
氷山の見えている部分=目に見える行動 に例えて、
水面下の氷山(見えない部分)= 表出する行動に至る様々な要因
があるんだよというのを示しているんです。療育の講座ではこれをわかりやすく例として
赤ちゃんが泣いたとき
とこんな感じであらわします。確かに言われてみれば赤ちゃんの泣く理由って色々でその都度何かなと考えて対処しますよね。それと同じということみたいです。
ちなみに夫の場合は
みたいな感じですかね。先日ブログで書いた子供達の世話で忙しい時に話を聞いてもらいたくてキレるなんてまさにこれです笑
なので、キレる行動が出た時はなんのパターンか予想を立ててそれに合わせて関わります。
例えば先日のように話を聞いてほしいであれば「子供たちが寝たら」や「子供たちがご飯食べたら」など、今は無理だけどあとで時間を保障するみたいな感じで伝えます。話が聞いてほしいが原因でキレてるとわかった時は「そういう時は ちょっと話聞いてほしいんだけど って言うんだよ」みたいに適切(というか相手に伝わりやすい)な伝え方を説明します。
一見親子のようなやりとりかもしれませんが、その都度説明をしていった結果と前より自分を客観的に見れるようになったようで、私からみて訳もなくキレるというのはほぼなくなりました。自分のことを客観的に見るのはすごく苦手なようで以前は自分がなぜキレているのかよくわからない、衝動的すぎてキレたことをいまいち覚えていないみたいなこともよくありました。自分がなぜキレているのか自分でわからないのであれば一緒に考えて整理していくしか方法はないかなと思ったので、「子育てか!?」と思った時期もありますが、根気よく伝えてよかったなと思います。
この氷山モデルの考え方は、子供にされて困っちゃうな〜と思われる行動が出た時もたびたび活用してます。ダメと伝えただけでは全く効果ないんですよね。水面下の理由を探し当ててそれに合わせたアプローチをしないとなかなか解決しないんですよね。
話が少し逸れてしまいましたが、パートナーや子供の困る行動に悩んでいたら、行動を問題視しないで根底の理由を考えてみると原因に気づけるかもしれないというお話でした!
読んでいただきありがとうございます!
(参考HP)
自閉症教育・支援コンサルタント 水野敦之 公式サイト » 自閉症の人の気になる言動には理由があります(氷山モデルで考える)